その「安さ」と「手軽さ」が落とし穴

店舗でクッションフロアから塩ビタイルへリフォーム
リフォーム費用を抑えるため、あるいは工期を短縮するために、古いクッションフロアを剥がさずに、その上から塩ビタイルを貼ればいいと提案する業者や、そう思い込んでいるDIYユーザーが増えています。 しかし、これはプロの世界では「禁じ手」。
後悔する前に知っておくべき真実をお伝えいたします。
なぜ「重ね貼り」はダメなのか?(メカニズムの解説)
理由は単純明快。
クッションフロアのような柔らかいシート(土台が柔らかい)に、上から硬い塩ビタイルを載せるからです。
タイルを張った後、テーブルや椅子などの脚の突起物の荷重による沈み込み(陥没)が起きてしまうのです。
塩ビタイルは素材自体は硬いですが、塩ビ製品ですので当然ある程度の柔軟性もあります。
クッションフロアというとても柔らかい発泡層でできている素材の上に貼ると、テーブルや椅子の脚、冷蔵庫などの重みがかかった部分だけが深く沈み込みます。
目地の浮きや突き上げの危険性

塩ビタイルの上張り事故事例
土台が沈むと、タイルの継ぎ目(目地)に無理な力がかかります。
結果として、塩ビタイルの目地が浮いてきたり、最悪の場合はタイルが割れたり剥がれたりします。
接着不良のリスクも否めません。
クッションフロアの表面(防汚加工など)と、塩ビタイルの接着剤は相性が悪いことが多く、時間とともにベロリと剥がれてくる原因になります。
知識不足か確信犯か?業者の実態
こんな危険しか無い施工方法をやってしまう業者がいるのは事実ですし、実際多いです。
それはなぜか?
知識不足タイプ
床施工の技術と知識が無いため 「同じ塩ビ系素材だから大丈夫だろう」という安易な考えでやってしまうケースですね。
私たち床のプロは、下地がなにか?張るものはなにか?使用用途はなにか?最適な接着剤はなにか?どうやって仕上げることが長持ちするか?
すべて考えて施工します。
手抜き・コストカットタイプ

既存床の剥がし費用、処分代、下地調整(ケレン作業)の手間を省き、見積もりを安く見せて受注を狙う業者ですね。
プロの視点からすれば「剥がすと手間がかかるから」「下地が傷むから」という言い訳をする業者は要注意です。
本来、クッションフロアは消耗品であり、貼り替え時は剥がすのが大原則です。
正しい施工手順とは

福岡でクッションフロア施工事例
長く美しく使うためには、以下のステップが不可欠です。
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既存のクッションフロアを全て剥がす
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残った裏紙や接着剤をきれいに除去する(ケレン作業)
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下地の凹凸を平滑にする(下地処理・パテ埋め)
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適切な接着剤で塩ビタイルを貼る
5. まとめ:目先の安さより、10年後の安心を
「今だけ綺麗」なリフォームは、結局数カ月から数年でやり直しになり、結果的に余計にコストがかさみます。
内装工事を依頼した内装業者から「重ね貼りで安くできますよ」と言われたら、荷重で沈んだり目地が浮いたりしませんか?と突っ込んでみてください。
もし大丈夫ですって言われたら、その時は覚書を書いてもらい、不具合が置きた場合は保証してもらうように言うと良いです。
それくらい、クッションフロアの上から塩ビタイルを張るっていうことは確実にトラブルになるからです。
その時は、この私のブログを見せてあげるのも良いかもしれませんね!
クッションフロアの上からクッションフロアは張っても良いの?
これ
別の僕のブログ記事にも書いているのですが、めちゃくちゃアクセスありますので気になる方はぜひ読んでみてください。
下記リンクから飛べます
→ クッションフロアの上からクッションフロアは張ってもよいのか?
福岡でクッションフロアと塩ビタイルのことならコチラから
元々福岡内装センターは床専門の工事から始めた会社ですから、塩ビの床製品に関してはプロ中のプロです。
なので
店舗や自宅に塩ビタイルや塩ビシートを検討されている方は、通話料無料のフリーダイヤル0120-713-504までお気軽にお電話ください。

