歯科医院受付の床張替え工事事例。塩ビシートの張替え工事

アースシール 床補修 店舗工事・事例

今日は歯科医院の受付周りの床塩ビシート張替え工事の事例についてお話しますね。

歯科医院塩ビシート張替え工事

床を張り替える前に知っておくべきこと

床の張替えをお願いしたいんですがと、最初にフリーダイヤルでお問い合わせいただき、現場へ向かいました。

医院の玄関を入ってすぐに受け付けが有り、聞くとそこのアールになった部分の床を張り替えたいとの事。
私はその床の上を歩いて見ましたが、歩いてみてというか立ってみてすぐに
やばいかもという感覚がありました。

というのも
塩ビシートを張っている下地が問題だったんですね。。

下地って言うのは
床のことです。

塩ビシートを張っている床がコンクリートなのか、コンパネなどで作っている木製の床なのか?
これが結構大事なんですよね。

そして
今ある床はいつ頃張ったものなのか?

これも大切な情報です。
それは、その張った時期を知ることで今現状確認出来る経年劣化具合と照らし合わせて
使用している接着剤や劣化具合を想像出来るからです。

塩ビシートがポコポコ浮いているような状態なら、すでに床との接着剤は機能していないということで
おそらく水性(アクリル含む)の接着剤を使用していた可能性が高い。

今のシートは10年以上前に張ったものですって言われた時に
表面は当然擦れていたりして劣化はしているが、しっかりと床との密着があった場合は
硬化型の溶剤系接着剤を使用している可能性が高い。

って事になります。

後者の場合
下地がコンパネ下地だったら、ちょっと最悪を想像しなくてはいけません。

なぜならば

下地が木製で、かつ使用されている接着剤が硬化型で現在の状態もポコポコシートが浮いているわけでも無いって事になると
かなりしっかりと接着されているので

古い床材を剥がす時に、コンパネの表面層を持ち上げてしまい、床下地がボロボロになってしまうからです

コンパネ下地

塩ビシート張替え工事 福岡

塩ビタイル張替え工事福岡

歯科医院 受付床張替え

このような状態になると、せっかく新しく塩ビシートを張り替えても、表面に下地の悪さ(ボコボコ感)が出てしまい
キレイに見えなくなってしまうのでとても懸念します。

そうしたことが事前に予測されるのであれば
お客さんに説明して、塩ビシートを剥がさないで、今の床の上から新しくシートを張ったほうが
下地もキレイですし、張ったあともキレイに見えますよ

ってご提案することもあります。

その方が、実際にキレイになるし、予算も剥がす作業と廃棄処分費用がいらないので安くはできます。

でも
すべての現場に対応出来るわけでもなく
塩ビシートも厚みが2ミリ程度ありますので途中で貼り分けになる場合はシートの段差が出てしまいます

この歯科医院の場合は途中からの貼り分けだったので
どうしても既存の古い塩ビシートは剥がす必要がありました。

下地状況は実際に剥がしてみないとわかりませんっていう事を重々事前に説明して理解していただきご契約。
工事期間は2日予備日として3日目を頂き、工事開始致しました。

下地がコンクリートの場合は?

そうそう
下地がコンクリートの場合なら、コンパネとは違って、剥がしやすいか剥がれにくいかのどちらかですから
剥がれやすかったらラッキーで接着が強くなかなか剥がれなかったら力技で剥がすって事になります。

下地もコンパネみたいに表面が剥がれてくることは考えにくいですし表面が破損しても
補修はある程度しやすいです。

でも
剥がれやすい場合は、もしかして接着剤がすでに劣化しているって言うことにもなりますから
コンクリート下地の場合は湿気を懸念します

もし水分が床に染み込んで居たり浮き出て来たりしているようであれば
それもかなりの問題です。

まずはその原因を探って是正工事をしてもらわないと、わたしどもでは同仕様も有りません。

その湿気を無視してシートを張ってしまうと、湿気でシートが浮いてきてクレームになり後で大変な事になりますからね。

絶対にイケイケな工事はやめておきましょうね。

もしあなたが内装屋さんか床職人かクロス職人さんなら
この事を十分に理解してお客さんに説明してあげてください。

このブログ記事を見せてもいいですよ(笑)

コンパネ下地の補修方法

話戻します。


この現場、私が予測したように、古い塩ビシートを剥がした時に
コンパネの表面層が一緒にはがれて来てしまいました。。。

でも
その被害は予測よりも少なかったのでまだ良かったなって感じです。

コンパネの表面が剥がれてしまったら
この様に専用のセメントのようなもので左官職人みたいになだらかにしていくんです。

アースシール 床補修

塩ビシート張替え

塩ビシート貼替え工事 福岡

私達、仕上げに関わる内装業界はホントに下地勝負なんですよ。
いくら柄の良い床材や壁紙材があっても下地が最悪なら、最悪な仕上げになってしまうんです、

だから下地作りにはとても気を使います。
※中には下地状況なんか関係ないって無視して男前工事する人いますけどね(笑)

下地処理手を抜かなければ美しい仕上げになります

福岡塩ビシート貼替え

床リフォーム 福岡

いかがでしょうか
下地処理をしっかりしたおかげで張り替えたあとの塩ビシートもとてもキレイに見えますよね。

つまり
こういう事です。

料理って
手間を掛けた分美味しくなるって言うじゃないですか

あれと一緒なんじゃないですかね

どれだけ見えないところに手をかけられるかで結果が変わってくるってことです。

それは
あなたが依頼する内装会社やその職人さんたちの意識レベルになってくることも間違いないですね。

安くて早くてうまい

とても理想形ですが

すべてのサービスがそうはうまく行かないのも事実だと思っています。

適正価格で作業がスムーズで仕上げがうまい

納得の結果(仕上)→手間をかける→綿密な打合せ→業者選び

家族のお祝い事があったら、めったに無いめでたいことだからと言って
外食したことありませんか?

その時はお祝いだからと
美味しいお肉を食べたいならそれなりのお店でそれなりの費用を支払っているはずですよね。

美味しいお肉を食べたいから、安い店には行かない

内装工事もある程度同じだと思ってください。
って言っても福岡内装センターがほかよりも高額ですって言っているわけでは有りません。

うちは適正価格適正利益がモットーですからね。

またまた
話がそれましたね・・・・
すみませんクセなんです

っていう事で

塩ビシートの貼替え工事をご検討の際は

通話料無料のフリーダイヤル
0120-713-504まで

タイトルとURLをコピーしました