福岡で中古の戸建住宅を購入されたお客様から和室の畳表替えのご依頼を頂きましたので、ご紹介いたします。
今回のお客様が購入されたお住まいは、木製の欄間や床の間、押入れなどが残る、昔ながらの立派な和室です。
最近は畳をフローリングに変えたいとご相談いただくことが増えているなか、久々の畳表替え工事。
段々と和室の必要性が無くなって行く時代だとは思いますが、こうした純和風のお家にはやはり畳の有る和室はふさわしいと改めて思いましたね。
もちろん、生活スタイルによってはフローリングの方が使いやすい場合もありますが、今回のような昔ながらの戸建住宅を見ると、やはり畳がよく似合うんですよね。
しかも畳のい草の匂いは癒やされて、やはり良いです!
畳の表替えとは何をする工事なのか
畳のリフォームには、大きく分けて次の方法があります。
・畳の表替え
・畳の新調
・畳の裏返し
この中で今回行ったのは、畳の表替えです。
畳の表替えとは、今ある畳の芯となる部分を再利用し、表面の畳表と畳縁を新しく交換する工事です。
畳そのものをすべて作り直すわけではありません。
そのため、畳の芯がまだしっかりしている場合は、新調するよりも費用を抑えながら、畳をきれいにできます。
反対に、畳を踏んだときに大きく沈んだり、畳床が傷んでいたりする場合は、表替えではなく新調した方がよいこともあります。
見た目だけでは判断しにくいため、実際の畳の状態を確認したうえで決めることが大切ですね。
畳を新調したほうが良いのか、表替えだけで良いのか不明な場合はプロに相談することが一番ですよ!
畳の表替えは「い草」によって価格が変わります
畳の表面に使われている部分を、畳表と呼びます。畳表にはご存じの方も多いかと思いますが。い草が使われています。
い草は産地や長さ、太さ、品質、織り方などによって、見た目や耐久性や価格が変わります。
安い畳表が必ず悪いというわけではありませんが、やはり国産や値段が高いい草は見た目も匂いも普及品とはちょっと違いますね。
賃貸住宅や、数年後に別の工事を予定している部屋であれば、費用を抑えた材料が向いている。
一方で、ご自宅として長く使用するのであれば、ある程度品質のよい畳表を選んだ方が、見た目や風合いを長く楽しめます。
今回の物件は賃貸用ではなく、お客様が実際に生活されるご自宅ですから、価格だけを優先するのではなく、長く使っていただけるよう、ある程度質の良いい草を使用させていただきました。
畳の大きさによっても費用は変わります
畳には、すべて同じ大きさが使われているわけではありません。
地域や建物によって
・京間
・中京間
・江戸間
・団地間
など、大きさが異なる場合がありますから
ただ六畳間って言っても、使用されている畳の寸法によって必要な材料の量が変わります。
そのため
六畳だから、必ずこの金額です
と、部屋の畳数だけで正確な価格を決めることはできません。
畳の表替えを検討するときは、畳の枚数だけでなく、実際の寸法や状態を確認してもらうことをおすすめします。
畳の縁は色や柄を選べます
畳の端に付いている帯状の部分を、畳縁またはヘリと呼びます。畳のヘリは、最初から決められたものを付けるだけではありません。
商品によって違いはありますが、色や柄をある程度自由に選ぶことができます。
落ち着いた緑色や茶色だけではなく、紺色や灰色、細かな柄が入ったものなど、さまざまな種類がありますので、畳表だけを見ると同じように見えても、ヘリの色や柄が変わると、和室全体の印象もかなり変わります。
昔ながらの和室らしく仕上げるのか。
少し現代的な雰囲気にするのか。
柱や建具、襖の色に合わせるのか。
畳のヘリまで考えて選ぶと、部屋全体に統一感が出ますから、ここは何でも良いやって思わずに、ちょっと気を使って選んでみることをおすすめしますよ!
畳の表替えは、ただ古い畳をきれいにするだけの工事ではありませんし、ヘリの選び方によって、和室を少しおしゃれに見せることもできますからね!
畳を表替えするだけでも和室の印象は変わります
壁や天井、柱などを大きく工事しなくても、畳を新しくするだけで和室の印象はかなり変わります。
古くなった畳は、表面が擦れたり、色が濃くなったり、家具の跡が残ったりします。
それが新しい畳表に変わることで、部屋全体が明るく見えるようになりますから気持ちいいんですよね。
実際に今回の和室も、畳を表替えしたことで、昔ながらの住宅のよさを残しながら、清潔感のある空間になりました。
中古住宅の場合、何でも新しく作り替えればよいというわけではありません。
残せるものは残し、傷んでいる部分だけを直す。
それも、中古住宅リフォームの大切な考え方だと思います。
畳の新調や表替えのタイミングとは?
・畳の表面が擦れて、い草のささくれが衣服につくようになったとき
・畳の色あせや変色が目立ってきたとき
・畳にシミや汚れ、カビが出てきたとき
・畳の上を歩いたときに、ふわふわする、沈む、へこむと感じるとき
・畳から嫌な臭いや湿気っぽい臭いがするとき
・家具を移動した跡や日焼け跡が目立つとき
・中古住宅を購入し、入居前に和室をきれいにしたいとき
・賃貸住宅を退去・入居させる前に見た目を整えたいとき
・法事や来客、親族の集まりなどを控えているとき
・襖や障子、壁紙など和室全体をリフォームするとき
・畳の縁や色を変えて、和室の雰囲気を変えたいとき
・ペットや小さな子どもがいて、汚れや傷みが気になるとき
・水漏れや雨漏りなどで畳が濡れてしまったとき
・シロアリや害虫、カビによる傷みが疑われるとき
・長年使っていて、表替えではなく畳床そのものの劣化が進んでいるとき
新しい畳を長持ちさせるためのポイント
畳を長くきれいに保つために、特に気を付けたいのが湿気です。
畳は湿気を吸いやすいため、部屋を閉め切った状態が続くと、カビが発生する原因になります。
天気のよい日は窓を開け、定期的に換気を行ってください。
梅雨時期など、外の湿度が高い日は、無理に窓を開けるよりも、エアコンの除湿機能や除湿機を使った方がよい場合もあります。
また、新しい畳へ強い直射日光が長時間当たり続けると、日焼けによって色が変わりやすくなります。
畳は時間とともに色が変わるものですが、カーテンや障子などを使って強い日差しを和らげることで、急激な色あせを抑えられます。
掃除機をかける場合は、畳の目に沿ってゆっくりとかけてください。
畳の目に逆らって掃除機を動かすと、表面を傷める原因になることがあります。
福岡で畳の表替え・新調をご検討の方へ
福岡で中古戸建住宅を購入され、畳の表替えや新調、和室のリフォームを検討されている方は、福岡内装センターへご相談ください。
畳だけを新しくする工事はもちろん、壁紙や襖、障子などを含めた和室全体のリフォームについても対応しています。
今ある和室のよさを残しながら、これからの生活に合った空間をご提案いたします。
お問い合わせは通話料無料のフリーダイヤル0120-713-504までお気軽にお電話ください。

