サンゲツの機能性壁紙 ~汚れ防止機能とは~

内装業界としては最王手メーカーのサンゲツが最近テレビCMで
機能性壁紙について放送しているのをご存じですか?

色々ある機能性壁紙でも、もっとも仕様用途が広い壁紙は
なんと言っても「汚れ防止機能性壁紙」でしょう。

この「汚れ防止機能性壁紙」には普通の壁紙と違って
少し表面に工夫がしてあります。

一般の壁紙と違い表面に薄い透明の保護フィルムが張られているのです。

CMに出てくる男の子みたいに壁紙に落書きをしても
この保護フィルムのお陰でサッと拭けばキレイに元通りになってしまいます。

全ての汚れから守られる訳ではありませんので注意!!

幾ら汚れを防止すると書かれていても、そこは壁紙。
当然限界があります。

良く勘違いされる事は
汚れ防止なら汚れが付かないのか、あるいは汚れにくいのか、、、、

と、思っている方がほとんどなのですが
保護フィルムが張っているだけで、そのまま何もしないで放って置いても
やはり油汚れや、タバコのヤニなどで汚れて来ます。

※要は普通の壁紙よりは、保護フィルムのお陰で拭きやすく汚れが落ちやすい・・・って言うだけですから
生活の中で産まれる汚れの原因を寄せ付けない・・・・と言う機能では無い言う事を良く理解してください。

でも、、、、

普通こういった書き方されたら知らない方は
汚れが付かないんだ(付きにくいんだ)って思っても仕方がなですよね。

メーカーや、販売店の説明不足が、こういったお客様の誤解を生んでしまうっているのでしょう・・・・・。

この「汚れ防止機能性壁紙」は各壁紙メーカーから発売されてまして
どのメーカーが一番良くて、どこのメーカーが悪いとかはあまり差はありませんから
好きなメーカーやお好きな柄や色を置いているメーカーを中心に選ばれたら良いかと思います。

機能性壁紙は割高になります

メーカーのカタログにも掲載されていますが(ホントに小さく)
特に汚れ防止機能の壁紙は施工難易度が高くなってしまうために
施工費が高くなってしまいます。

壁紙自体の価格は変わらないのですが、
施工に手間がかかってしまう分、普通の壁紙工事よりも割高になってしまいます。

しかし
将来的にランニングコストを計算すれば、汚れが落ちやすい面で言えば
普通の壁紙よりは長持ちする可能性は充分にありますから
結果お得なのかも知れません・・・・・って言う具合に
考え方次第だと思います。

汚れ防止壁紙の有効的な使い方・場所

■壁にトリム(帯状のボーダー)を入れたりする場合はボーダーから上は普通の壁紙で
ボーダーの下は汚れ易いので、汚れ防止壁紙を使う

■子ども部屋の壁のみ汚れ防止壁紙

■飲食店

■保育園や幼稚園

■ペットを飼っているご家庭

などですね。

あまりオススメ出来ない場所

■ズバリ!・・・・・天井ですね。

理由は、先ほども言いましたが
汚れ防止機能壁紙は拭かないとキレイになりません。

天井拭きます??

壁を拭き掃除する事もあまりしないと思いますし
天井なんて滅多に、、、といいますか、普通拭きませんよね(笑)

だから
天井に割高な汚れ防止壁紙を選ぶのはNGですね。

では、天井に選ぶ壁紙の種類として最適なのは??

今は昔と違って壁も天井も一色で統一する傾向にありますから
必然と壁も天井も同じ色と柄になってしまう住宅が多いのです。

※マンションなどは9割以上の確立で天井と壁のクロスは同じだとおもいますよ。

なぜそうなるのかは、ちゃんとウラの理由があるのです・・・・・。
※悪い事では無いので気にしないでくださいね。
 もし好きな壁紙を張って欲しいなら、マンションのオプション販売でお金を出せば
 追加で工事してもらえますよ。
 でも、オプションは高いから注意してくださいね。
 
 ご自身で業者を探して、直接工事してもらう方が遙かに安く仕上がります。

話がそれましたが、、、、、

住宅の中でもし、喫煙するような部屋があったとしたら
天井は少し濃いアイボリー色にすればその後汚れて来ても、目立って汚れた感は白よりは無いと思います。

店舗やテナントなら、いつも営業しているので
こまめに掃除が出来ませんから
店舗のコンセプトに合わせて、天井は思いっきりデザインする事をオススメします!!

最初はキレイなパステルカラーのお店などは
色が色なだけに、汚れて来ると一気に汚さ感が増して

他のテナントよりも汚く感じてお店の印象も悪くなってしまいますから
充分注意してくださいね。

以上

汚れ防止機能を持った壁紙のお話でした!!

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