天井の下地補強について

室内干し用の物干しバーを設置するため、天井にコンパネで下地補強を行っている様子です。
福岡市東区にて、中古マンションのフルリノベーション工事を行っている現場の事例です。
今回の写真は、天井にコンパネ材を入れて下地補強をしている様子です。
今回のリノベーションでは洗濯物を室内で干すための専用の部屋を作りましたので、天井に物干しバーを取り付ける為に洗濯物の重さに耐えられる下地の補強をしました。
室内干し用のバーは、見た目だけで考えると簡単に取り付けられそうに見えるかもしれませんが
実際には洗濯物の重さが天井にかかるため、しっかりとした下地補強が必要になります。
物干しバーを取り付けるなら天井下地が重要です

天井に洗濯物干しの重量に耐えられる補強を入れています
天井に物干しバーを取り付ける場合、石膏ボードだけにビスを効かせることはできません。
石膏ボードは仕上げ材であり、重量物を支えるための材料ではないからです。
そのため
洗濯物の重さをしっかり受け止めるためには、あらかじめ天井裏に木材やコンパネなどで下地を作っておく必要があります。
当然ですが、洗濯物は乾いている状態よりも、洗った直後の濡れた状態のほうが重くなります。
家族分の洗濯物をまとめて干す場合や、シーツ・タオル・厚手の衣類などを干す場合は、想像以上に天井へ負荷がかかります。
そのため、物干しバーを安全に使うためには、リノベーション工事の段階で下地補強をしておくことが大切です。
リノベーション中なら下地補強は計画しやすい
今回のような中古マンションのフルリノベーションでは、天井を解体したり、新しく天井下地を組んだりするタイミングがあります。
この段階で物干しバーの位置が決まっていれば、必要な場所に合わせて下地補強を入れることができます。
後から「ここに物干しバーを付けたい」と思っても、天井の中に下地がなければ、希望の位置に取り付けできない場合があります。
だからこそ、リノベーションの打ち合わせ段階で、
といった希望を、事前に伝えておくことが大切です。
入居後でも天井下地補強は可能です
ただ
天井下地補強は、フルリノベーションの時だけしかできないわけではありません。
入居後であっても、天井を一部開口して下地を入れ、物干しバーを取り付ける工事は可能です。
また
天井を開口した場合は、クロスの張替えも発生しますから費用もその分かかりますので、見た目は少し違和感が出るかもしれませんが、既存の天井に対して下地の板を固定する方法で解決できる場合もあります。
もちろん、天井の状態やマンションの構造、既存の下地の位置によって施工方法は変わりますので下地の現場調査は必須です。
という方は、まずは現地調査をしたうえで判断することをおすすめします。
室内干しが多いご家庭におすすめです
例えば、工業地帯に住んでいてトラックがひっきりなしに前の道路を走っているとか、砂埃がひどい地域とか住環境により外干しよりも室内干しをメインにされるご家庭もありますよね。
洗濯物が干しづらいプライバシーなどの問題もあります。
花粉や黄砂、雨の日の洗濯、夜に洗濯する生活スタイルを考えると、室内干しスペースがあるだけで暮らしやすさは大きく変わります。
特にマンションの場合、バルコニーに干せる量が限られていたり、外からの視線が気になったりすることもあります。
そのような場合、室内に物干しバーを設置しておくと、毎日の洗濯がかなり楽になります。
しかし、見た目だけで物干しバーを取り付けてしまうと、後から天井がたわんだり、ビスが緩んだりする原因にもなります。
長く安心して使うためには、取り付ける前の下地補強がとても重要です。
まとめ
室内干し用の物干しバーを設置する場合は、天井下地の確認と補強が欠かせません。
特に洗濯物は水分を含むと重くなるため、石膏ボードだけに固定するのではなく、天井内部にしっかりとした下地を入れておく必要があります。
中古マンションのリノベーションを検討している方や、後付けで室内干しスペースを作りたい方は、物干しバーの位置や使い方まで考えたうえで、早めにご相談ください。
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