ベランダ側のフローリングだけが劣化する原因

マンションの床塩ビタイル張り事例
マンションに長く住んでいると、ベランダ側の窓付近のフローリングだけが色あせたり、傷んできたりすることがあります。
フローリングが窓側だけ劣化する原因の多くは
・掃き出し窓からの紫外線
・窓付近の結露による湿気
このような影響です。
今回のお客様も、中古マンションを購入されてから約15年。
特にリビングのベランダ側の床の劣化が気になるとのことでご相談をいただきました。
フローリングを張替える方法もありますが、費用や工事期間を考えると負担が大きくなる場合もあります。
そこで今回は
既存の床を活かしながら見た目をきれいにできる「フロアタイル施工事例」をご紹介いたしますので、同じ様なお悩みを感じているかたはぜひ参考にしてください。
フローリングが劣化していた場所

マンションの床塩ビタイル張り事例
今回特に傷みが目立っていたのはベランダ側の窓下付近の床です。
長年の日差しの影響で色が抜け、さらに結露による湿気も重なり表面の劣化が進んでいました。
マンションではこの場所が一番傷みやすく、同じようなお悩みを持つ方も多い部分です。
今回の施工方法|フロアタイル上張り
普通ならという言い方も正しくは無いのですが、フローリングが貼っていれば床のリフォームも当然フローリングだと思いこんでしまいがち。
私たちプロは色々な特性を持つ床材の知識がありますが、専門業者では無い皆さんは当然フローリングだと思ってしまいますよね。
フローリングの張替えだと、とんでもない金額がかかるし、日程だって1週間じゃ終わらないこともありますから、めちゃくちゃ大変なのです。
そこで
今回は既存のフローリングを撤去せず、フロアタイルを上から施工する方法を採用しました。
今回使用した材料は
サンゲツ
WD-2058・WD-2059
この2種類を
1対1の割合でランダムに施工しています。
天然木のような自然な色ムラが出るため、空間に立体感が生まれます。

施工のポイント|湿気と伸縮対策
お客様の状況は、窓際の湿気と日差しによるフローリングの劣化が認められるため、今回特に注意したのは塩化ビニル製のフロアタイル特有の熱変化による伸縮の抑制をどうするか?です。
簡単に言いますと、塩ビ製品ですから、熱で伸びるし冷えると縮む特性が有るので、その伸縮をどうやって制御するのかを考えたら接着剤がポイントとなりました。
そのため今回使用した接着剤には
湿気硬化型ウレタン接着剤を使用しました。
この接着剤には
・湿気に強い
・接着力が強い
・乾くと硬化するため塩ビタイルの伸縮を抑える
という特徴があります。
特に日差しの強い窓際では施工後の安定性にも影響するためとても重要なポイントです。

施工後の仕上がり

フローリングの劣化部分は完全に隠れ、リビング全体が明るく落ち着いた雰囲気になりました。
フロアタイルは表面の耐久性が高く、水にも強いのでメンテナンスもしやすい床材です。
見た目は木質フローリングに近く、違和感なく空間に馴染みます。
しかし
高温には弱いですので、タバコの火などにはご注意ください。
フロアタイル施工のメリット

フロアタイルの施工は木質フローリングの張替えと比べて工事費用を劇的に抑えられるというメリットがあります。
さらに
・工事期間が短い
・既存床を撤去しないため騒音やゴミが少ない
という特徴もあります。
施工事例写真のようなリビングと廊下程度であれば1日で工事が完了するケースも多いです。
※施工前には家具類は事前に移動していただく必要があります。
よくある質問

フロアタイルは安っぽく見えませんか?
いえいえとんでもない。
最近のフロアタイルはデザインの再現性が高く、木目の質感も非常にリアルですから素人の方だと塩ビ製品だと教えてもらうまで塩ビタイルだと気が付かないと思います。
実際に施工後は「フローリングだと思った」と言われることも多く、見た目の違和感はほとんどありません。
フローリングの上から本当に施工できるのですか?
基本的に施工可能です。
ただし
・既存床の浮き
・大きな凹凸
・下地の傷み
などがある場合は補修が必要になることもありますから、必ず一度は現地を確認したうえで最適な施工方法をご提案します。
工事はどれくらい時間がかかりますか?
施工範囲にもよりますが
リビングや廊下程度であれば1日で完了するケースが多いです。
※基本的に家具類は事前に移動していただく必要があります。
フローリング張替えとの違いは何ですか?
大きな違いは
素材と費用と工事期間です。
フローリング張替えの場合
・既存床の撤去(もしくは上張り)
・下地調整
・新しいフローリング施工
・木巾木張替え
という工程が必要になります。
一方、フロアタイルの場合は既存床の上から施工できるため
工事期間を短縮でき、費用も抑えやすいというメリットがあります。
マンションでも施工できますか?
もちろん可能ですし、ある程度多くのマンションで施工可能です。
フロアタイル工事の場合は比較的施工音も少なく、床の厚みも大きく変わらないためリフォームでも採用されることが多い床材です。
ちなみに塩ビタイルの厚みはわずか2.5ミリ程度です。
ただし管理規約がある場合もあるため、その場合は必要に応じて事前に確認を行います。
まとめ
フローリングの劣化を見ると「張替えしかない」と思われる方も多いですが
実際には
フロアタイル上張り
という選択肢もあります。
フロアタイルの上張りでは、費用や工事期間を抑えながら、床の印象を大きく変えることができる方法です。
床の傷みや色あせが気になってきた方は、張替えを検討する前に一度ご相談ください。
お問い合わせ
床の劣化や床リフォームについてのご相談は通話料無料のフリーダイヤル 0120-713-504までお気軽にお問い合わせください。
・フローリング張替え
・フロアタイル施工
・クッションフロア施工
お部屋の状況を確認し、最適な方法をご提案いたします。
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