洗面所は、家の中でも毎日必ず使う場所ですよね。
朝起きて顔を洗ったり、歯を磨いたり、手を洗ったり、場合によっては洗面台でちょっとした洗い物をすることもあると思います。
そのときに意外と見落とされがちなのが、洗面台まわりの壁。
洗面台の周辺って、使っている本人が思っている以上に水しぶきが飛んでいます。
最初のうちは、少し濡れたくらいならサッと拭けば済む話なのですが、それが毎日続いていくと、だんだん壁紙に影響が出てくることがあります。
特に洗面台の横の壁や、洗面ボウルの近くの壁紙は、水分の影響を受けやすい場所で、年数が経つにつれて、その部分だけ変色したり、クロスの端がめくれてきたり、汚れが落ちにくくなったりすることもあります。
そこで今回は、洗面台まわりの壁紙を選ぶときに気をつけたいことと、クロス以外の仕上げ方法についてお伝えしますので最後まで読み進めて参考にしてみてくださいね!
洗面台まわりは水しぶきの影響を受けやすい
洗面所の壁紙は、リビングや寝室の壁紙とは少し条件が違います。
リビングや寝室であれば、基本的に壁に水がかかることはあまりありませんが洗面所の場合は、顔を洗うとき、歯を磨くとき、手を洗うときなどに、細かな水しぶきが壁に飛んでしまうことがあります。
一度や二度、水が付いたくらいで壁紙がすぐに傷むわけではありませんが、これがほぼ毎日で家族全員分となると話は別です。
最初は何ともなかった壁紙でも、水分が付いた状態を繰り返しているうちに、表面が少しずつ傷んできたり、クロスの継ぎ目や端の部分からめくれが出てきたりする原因になるんです。
特に、小さなお子さんがいるご家庭や、洗面台の横に壁が近い間取りの場合は、水はねが起こりやすくなりがちなので、洗面台まわりだけは少し気をつけておいた方が良い場所です。
クロスは場所に合った選び方が大切
洗面所の壁をクロスで仕上げること自体は、一般的によくある施工ですからそれ自体は問題はありません。
実際、多くの住宅やマンションでも洗面所はクロス仕上げになっていますし、見た目の種類も多く、費用も比較的抑えやすいので、決して悪い選択ではありません。
ただし、洗面台のすぐ横や水が飛びやすい場所まで普通のクロスで仕上げる場合は、少し注意が必要です。
クロスはあくまで壁紙ですので、水まわり専用の防水材というわけではありません。
表面に水が付いたときにすぐ拭き取れば問題ないことも多いですが、水が付いたまま放置されたり、何度も同じ場所に水分がかかったりすると、どうしても劣化しやすくなります。
また、洗面台と壁の取り合い部分も大事です。
この部分に隙間があると、水が入り込んでしまうことがありますので、仕上げの際にはコーキング処理なども含めて、きちんと納めておく必要があります。
壁紙そのものの選び方だけでなく、洗面台との境目をどう処理するかまで考えておくと、後々の傷みを防ぎやすくなります。
壁紙の継ぎ目について
これはね・・・
職人さんの意識や内装会社さんのポリシーにも関係してくることなのですが、「自分の家ならそういう風に仕上げますか?」という視点が非常に大切です。
先ほどから言っているように、水しぶきがかかるとカビの原因や壁紙のめくれの原因になります。そこで、水しぶきがよくかかると想定される洗面台の横に、壁紙(クロス)のジョイント(継ぎ目)を持ってくるような施工はあまり良くありませんよね。
やはり洗面台の左右、両側の壁には、クロスのジョイントが水しぶきのかかる位置にこない方が望ましいです。もしあなたがそれを指定できるのであれば、内装会社さんに事前に伝えておくことがベストかもしれません。
クロスで仕上げるなら汚れ防止機能付きがおすすめ
洗面台まわりをクロスで仕上げたい場合は、一般的な壁紙の中でも「汚れ防止機能」が付いたクロスを選ぶのがおすすめです。
汚れ防止クロスは、表面に薄いフィルム加工がされているものが多く、通常のクロスよりも汚れが付きにくく、拭き取りもしやすいという特徴があります。
洗面所では、水しぶきだけでなく、歯磨き粉の飛び散りや手あか、整髪料などが壁に付くこともありますよね。
そういった汚れを考えると、普通のクロスよりも汚れ防止機能のあるクロスを選んでおいた方が、日頃のお手入れはかなりしやすくなります。
ただし、ここで勘違いしてはいけないのが、汚れ防止クロスは完全な防水材ではないということです。
「汚れ防止」と聞くと、水がかかってもまったく問題ないように感じるかもしれませんが、実際には一般的なクロスよりも水分や汚れに強いという意味で考えておいた方が良いです。
水が付いたまま長時間放置すれば、当然傷みの原因になります。
ですので、洗面台まわりに汚れ防止クロスを使う場合でも、水が飛んだらできるだけ拭き取るという日頃の使い方は大切です。
キッチンパネルという方法もあります
もう一つの方法として、洗面台まわりの壁にキッチンパネルなどの建築材を貼るという選択肢もあります。
キッチンパネルと聞くと、名前の通りキッチンに使うものというイメージが強いかもしれませんが、実は洗面台まわりにも相性が良い材料です。
パネル材は表面がつるっとしているため、水しぶきが付いても拭き取りやすく、クロスに比べると汚れや水分に強いです。
毎日使う洗面台まわりは、どうしても水が飛びますし、掃除のしやすさも大切になってきます。
その点で考えると、洗面台の横や正面など、水がかかりやすい部分だけでもパネル仕上げにしておくと、かなり丈夫ですし、拭き取り掃除がしやすくなります。
注意点として、洗面所の全部の壁をパネルにする必要はありませんよ。
水が飛びやすい範囲だけパネルを貼り、それ以外の部分はクロスで仕上げるという方法が良いですし、それで十分です。
そうすれば、費用を抑えながら、必要な部分だけメンテナンス性を高めることができます。
コストについて
費用面で見ると、クロス仕上げの方がはるかに安く済むことが多いです。
キッチンパネルなどのパネル材を使う場合は、材料費も施工費もクロスより高くなりますので、最初の工事金額だけを見ると、どうしてもクロスの方が選びやすく感じると思います。
ただ
洗面台まわりは毎日使う場所ですから、水しぶきが飛びやすい場所に普通のクロスを貼って、数年後に変色やめくれが出てきてしまうと、結局その部分だけ張り替えや補修が必要になることがあります。
その点、パネル仕上げにしておけば、水や汚れをサッと拭き取りやすく、きれいな状態を長く保ちやすくなります。
もちろん初期費用は上がりますが、日々の掃除のしやすさや、張り替えの頻度を考えると、結果的にパネルの方が良かったというケースもあります。
特に洗面所を長くきれいに使いたい方や、掃除の手間を減らしたい方には、パネル仕上げは検討する価値があると思います。
おすすめのタイミングとは?
洗面台まわりの壁仕上げは、今ある洗面所でもリフォームで対応することができます。
例えば、今の壁紙が傷んできたタイミングで、汚れ防止クロスに張り替えることもできますし、水が飛びやすい部分だけパネル仕上げに変更することもできます。
ただ、できれば洗面台の交換や洗面所全体のリフォームをするタイミングで、あらかじめ計画しておくのがおすすめです。
洗面台を設置した後でもパネルを貼れる場合はありますが、洗面台の形や壁との取り合いによっては、施工できる範囲が限られることもあります。
最初から「この部分は水が飛びやすいから、クロスではなくパネルにしておこう」と決めておけば、仕上がりもきれいに納まりやすくなります。
マンションを購入したタイミングや、中古住宅をリフォームするタイミングであれば、洗面台まわりの壁仕上げまで一緒に考えておくと、住み始めてからの後悔を減らせます。
洗面台まわりは見た目だけでなく実用性も大切です
洗面所の壁紙を選ぶときは、どうしても色や柄に目が行きやすいですよね。もちろんそれは理解できます。毎日使う場所ですから、見た目の雰囲気も大切ですからね。
ただ
洗面台まわりに関しては、デザインだけで選ぶのではなく、水はねに強いか、掃除がしやすいか、長くきれいに使えるかという視点も持っておいた方が良いです。
クロスで仕上げるなら、汚れ防止機能のあるものを選んでおく。
もっと掃除のしやすさや耐久性を重視するなら、キッチンパネルなどのパネル材を使う。
このように、場所に合わせて仕上げ材を選ぶことで、洗面所はかなり使いやすくなります。
洗面台まわりは、毎日何気なく使う場所だからこそ、傷みやすさにも気づきにくい場所です。
だからこそ、リフォーム前の段階で「ここは水が飛ぶ場所だ」という前提で考えておくことが大切です。
まとめ
洗面台まわりの壁紙は、水しぶきや湿気の影響を受けやすい場所です。
普通のクロスで仕上げることもできますが、長くきれいに使いたいのであれば、汚れ防止機能のあるクロスを選んでおくと安心です。
また、より掃除のしやすさや耐久性を重視するなら、キッチンパネルなどのパネル材を貼る方法もあります。
初期費用だけを見るとクロスの方が安く済みますが、洗面台まわりは毎日水が飛びやすい場所ですので、長い目で見るとパネル仕上げの方がメリットを感じやすい場合もあります。
洗面所のリフォームを考えている方は、壁紙の色柄だけで決めるのではなく、水はね対策や日頃の掃除のしやすさまで含めて、仕上げ材を選んでみてください。
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