壁紙選び、デザインだけで決めていませんか?

せっかくの壁紙張替えリフォーム。「明るい色にしたい」「北欧風のデザインがいい」とカタログをめくる時間は楽しいものですが、実はデザイン以上に「仕上がり」を左右する重要なポイントがあります。
それが、壁紙の**「厚み」**です。
どれだけ高価でオシャレな柄を選んでも、いざ貼り終えてみたら「下地の凹凸が浮き出てボコボコして見える……」という失敗は後を絶ちません。今回は、内装のプロが教える「厚手のクロス」を選ぶべき決定的な理由と、後悔しないリフォームの進め方を詳しく解説します。
なぜ「薄い壁紙」はリフォームに向かないのか?
新築時とは違い、リフォームでの壁紙張替えには「下地の状態」という大きな壁があります。
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下地の影響をダイレクトに受けるリスク 古い壁紙を剥がした後の壁面には、どうしても古い紙の裏打ちが残ったり、石膏ボードの継ぎ目があったりと、目に見えない微細な段差が存在します。薄い壁紙は、この段差にピタッと張り付いてしまうため、表面にそのまま凹凸が浮き出てしまうのです。
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光の当たり方で目立つ「影」と「ムラ」 日中の強い日差しや、夜間のダウンライトのような斜めからの光が当たると、薄い壁紙の下にあるわずかな不陸(ふりく:平らでない状態)が影となり、壁全体が波打っているように見えてしまうことがあります。これは職人の技術以前に、素材の物理的な限界によるものです。
厚手の壁紙がもたらす3つの劇的メリット
リフォームにおいて「厚みがある」ことは、それだけで大きな武器になります。
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高い「隠ぺい力」で壁面がフラットに 厚手の壁紙は、素材自体にクッション性やボリュームがあります。これが緩衝材のような役割を果たし、下地の細かなデコボコを優しく包み込んで隠してくれます。結果として、壁全体が驚くほど平滑で美しく仕上がるのです。
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耐久性とメンテナンス性の向上 物理的な厚みがある分、掃除機をぶつけたり家具を移動させたりした際の「傷」に強いのも特徴です。また、表面に深めのエンボス(凹凸加工)が施されていることが多いため、汚れが目立ちにくく、拭き取りやすいという実用的なメリットもあります。
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施工の安定感(リフォーム推奨品の正体) 壁紙メーカーのカタログには「リフォーム推奨」というマークがついた商品があります。これらは総じて「厚みがあり、下地を隠す力が強い」商品です。プロが現場で最も信頼を置くのが、この厚みのあるリフォーム専用クロスなのです。
プロが教える「厚手クロス」の見分け方
失敗を防ぐために、選定の段階で以下の3点をチェックしましょう。
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「リフォーム用」マークを必ず確認 カタログの索引や見本帳の隅にあるアイコンをチェックしてください。これが付いているものは、下地隠ぺい力に優れた厚手タイプです。
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サンプルを「つまんで」比較する 小さなサンプルを取り寄せたら、親指と人差し指でつまんでみてください。ペラペラとした感触ではなく、少し「ふかふか」とした弾力を感じるものがベストです。
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「織物調」や「石目調」を選ぶ 平らな「塗り壁調」よりも、繊維の重なりを表現した「織物調」や、ゴツゴツした「石目調」の方が、表面の凹凸デザインそのものが下地のムラを視覚的に消してくれます。わからなくなったときや、不安に思ったら必ずこれは張替えに適した材料なのかを内装やさんに確認してもらいましょう。
まとめ:理想の住まいは「素材の厚み」から
壁紙リフォームの成功は、カタログを開いた瞬間の「厚みへのこだわり」から始まります。デザインに惹かれた時は、一度立ち止まってその紙の厚さを確認してみてください。少しの意識で、10年後も「この壁にして良かった」と思える、ホテルライクで美しい仕上がりが手に入ります。
「わが家の壁にはどの厚さが最適?」「実際のサンプルを見ながら相談したい」という方は、ぜひお気軽に当ショップまでご相談ください。経験豊富なプロが、あなたのお部屋に最適な一枚をご提案いたします。
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