壁紙の材料は支給するので張るだけ張ってほしい

壁紙張替えのご相談で
材料は自分たちでネット購入するので、貼るだけお願いしたいというお問い合わせをいただくことがたまにあります。
一見すると費用を抑える賢い選択のように思えますが、こんな思考の人の依頼を受けてしまうと実際の現場ではトラブルに発展するケースが多いです。
今回は、実際にあった事例をもとになぜ材料支給の壁紙工事で問題が起きやすいのか、内装業者の立場から解説します。
壁紙はネットで自分で買うは本当に安いのか?

壁紙をネット購入=安いと思われがちですが、ほんとにそうなの?って疑ったことありませんか?
こういう人の特徴は、内装業者が材料費を上乗せして利益を取っていると思っている人たちです。
結論を言えば、原価があってそれを販売するのですから、ビジネスとして当然の行為でつまり当たり前なのです。
仕入れ原価があって売値がある当然のこと

あなたは100円で仕入れた食パンを100円で売りますか?
こういう人は、自分以外の人の時間や利益は度外視で、自分だけが得をする、つまり自分が損をしない事が一番な人達です。
そういう人の仕事を請け負ってしまうと、当然のようにトラブルになります。
不良客の特徴まとめ
これは最近の実例話なのですが、今日のテーマのように壁紙の材料を支給するから張るだけ張ってほしいとの依頼。
いつもはこの手の仕事は受けることがありませんが、和室を洋室にリフォームしたいとの依頼もあったので、そのついでに受けることにしました。
が
やはり、こういう人の特徴は最後までこういう人だったことに改めて思い出しました。
不良客がやることの全部、オンパレードです。
材料の実測はサービスではなくプロとしての業務です
やり取りの当初からもしかしたら・・・と言うきな臭い感じはありました。
おそらく、どこかのタイミングで材料がどれくらい必要なのか教えてほしいって言われるんだろうなと。
案の定、その依頼が来ましたので、私はメールで返信しました。
その内容がコチラ
このメールを送ったあと2日間返信もなく、電話してもシカト状態が続いた後、電話の折り返しもなく、以下のメールが来ました。
自分勝手にも程があります。
壁紙がどれだけ必要かを実測する知識と技術と道具を持ち合わせないから、プロに依頼しているのであれば、それは仕事の依頼だし、依頼されたらそれは仕事ですから費用は発生します。
当たり前です。
ただでプロに仕事をさせようって魂胆がやばすぎます。
仕事を依頼したのなら費用は発生するのです。
情報だけ欲しい人が一定数いるのも事実
まあ
とにかく安くお得に済ませたいからというこういった人は一定数居ます。
改めて思い出したというか、勉強になりました。
絡んでは行けない人たちでしたね。
クレーム対象にもなる案件
仮に、壁紙の数量を実測して情報提供をしたとします。
その情報を元にネットで購入した材料が現場に入ったらそれを使って張ります。
もしも、材料が必要以上に余ったしまったらどうでしょうか?
あなただったらどうですか?どう思いますか?
プロに依頼しているにも関わらず、材料が足りなかったり余ったりしたら嫌ですよね。
足りない分はお前が用意しろって言いますか?
余ったものはお前が買い取れって言いますか?
キットこうなりますよね。
すべて自己責任で用意しましょう
だから
材料を支給したいのであれば、自己責任で材料の手配まで自分でやるべきなんですよ。
当たり前なんですよ、こんなこと。
代金って書くのは、代わりのお金だからです。
自分の代わりに作業をしてくれるからその代わりにお金を支払うのです。
材料が足りない場合はどうする?
あなたがあなたの責任で材料を用意して、材料が足りなくてそれ以上作業を進める事ができない場合どうすればよいでしょうか。
材料はすぐにネットで購入しますから、また別日に来てください
その場合、当然ですが、見積もりからその分の費用は別途増額になります。
その日で終わる工事が終わらないのでまた改めて日程を組むのですから、当然ですよね。
それが材料を自分で用意して張るだけ張ってもらうと言うあなたが選んだ結果の自己責任なのです。
のこりは自分で張るので糊を材料につけてください
こういった人もたまに居ます。
壁紙に接着剤を塗る事が難しいので、プロの道具を使って接着剤をつけてもらうだけも無料だと思っている人。
いやいや
時間と接着剤と機械を使用しているのですから、無料はありえないですよね。
プロに依頼したのであれば、ちゃんと費用を支払うつもりで相談してください。
材料支給で内装業者が背負う責任
この様なケースでは下記の内容に対しては一切の責任は負いません。
・数量=材料不足や数量過多
・ネット壁紙の品質問題(仕上がり具合)
・施工保証
当社が材料支給工事に慎重な理由
・不良客が多いためトラブルを未然に防ぎたい
・安さ優先の考え方とは合わない場合がある
・責任施工に重きを置くから
まとめ
壁紙を支給して予算を抑えられると思っているなら
どなたでも予算に限りがあるのは、もちろん承知しています。
当たり前です。
そんな中でも、できるだけ低予算になるようになにかしてあげたいなってお客さんも居ます。
そういった方には、エアコンや照明器具などネットで購入されてはいかがですか?って僕から提案したくなるほど優良な人も居ます。
でも
最初から当たり前のようにプロに対してほんの少しのリスペクトもない様な人とは関わりたくないですね。
この教訓で学んで、今後は会社として顧客からの材料支給の依頼は一切お断りしますので、ご了承下さい。


再度、現場にて実測となりますのでその分の経費を¥6000ほど別途計上させていただいてもよろし