剥がせる壁紙の甘い罠に注意!プロが教える張って剥がせる壁紙の失敗実態と後悔しないための真実

張って剥がせる壁紙のトラブルが跡を絶たない事例 賃貸物件退去について

剥がせる壁紙の甘い罠に注意!

張って剥がせる壁紙のトラブルが跡を絶たない事例

「賃貸でもOK!」「素人でも簡単にDIY」「シールのように貼って剥がせる」ネット通販やSNSで見かけるこうしたキャッチコピーに惹かれ、張って剥がせる壁紙をネットで購入してお部屋の模様替えを考えていませんか?

というかすでに張ってしまって今困っている状態の方ですか?

もしそうなら、きっと後悔していることでしょう・・・・

まさかこんな結果になるなんて思っても見なかったし、販売サイトにはそんなこと一切書いてないし

しかし、内装のプロの視点から言わせていただければ、安価で低品質な「剥がせる壁紙」の多くは、将来的なトラブルを招く極めてリスクの高い商材です。

「手軽さ」の裏に隠されたリスクを知らずに手を出すと、退去時に高額な補修費用を請求されるかもしれません。

今回は、DIY初心者が陥りがちな「張って剥がせる壁紙」の実態を解説します。

プロから見て張って剥がせる壁紙が危険な理由

ネット上で「初心者歓迎」として売られている剥がせる壁紙の多くは、売ることだけを目的とした、現場のプロから見れば首を傾げたくなるような品質のものが混在しています。

売った後は知らんぷりの販売姿勢

残念ながら、一部の販売業者は「簡単に貼れる」という目先のメリットだけを強調し、数年後にどうなるかという検証を十分に行っていません。

粘着剤の劣化で貼った直後は剥がせても、時間が経つ(数カ月から1年程度)と粘着剤が変質し、下地の壁紙(ビニールクロス)と一体化してしまうことがあります。
・退去するから張っていた剥がせる壁紙をいざ剥がそうとした際元の壁紙の表面まで一緒に引きちぎってしまうケースが後を絶ちません。

プロが「撲滅したい」と願う背景

私たち壁紙のプロがこうした商材を否定するのは、「原状回復ができる」と信じて貼った一般の方が、退去時に「こんなはずじゃなかった」と泣き寝入りする姿を見たくないからです。

 DIY初心者がハマるキャッチコピーの罠

張って剥がせる壁紙は詐欺商材なのか

なぜ、多くの人がこのリスクに気づかないのでしょうか。それは、消費者の心理を巧みに突いた広告表現にあります。

注意すべき3つのNGワード

1「素人でも簡単」壁紙貼りは本来、下地の状況判断や空気抜き、カッターの入れ方など、熟練の技術を要する作業です。
2「気軽にDIY」壁一面を貼る作業は重労働であり、失敗した際のリスク管理(貼り直しができるか等)が考慮されていません。
3「原状回復100%保証(のような表現)」下地の壁紙の材質や日当たり、湿度などの環境によって結果は変わるため、100%安全に剥がせる保証はどこにもありません。

剥がせなくなった時の代償は不動産会社からの高額な修繕費用

張って剥がせる壁紙をアクセントとして壁紙の上から張って「安くおしゃれにしたい」と思って始めたDIYが、結果としてプロに頼む以上の出費に繋がるのが一番の悲劇です。

項目 剥がせる壁紙(安価なもの) プロによる正規の施工
初期費用 数千円〜1万円程度 数万円〜
退去時のリスク 下地破損による全貼り替えの可能性 特になし(通常使用の範囲)
想定外の出費 数万〜十数万円(原状回復費) 0円

粗悪なシートを貼って下地を傷めた場合、管理会社からは「故意・過失による破損」とみなされます。その結果、壁一面(あるいは部屋全体)の貼り替え費用を全額負担することになり、DIYで節約したつもりが何倍もの損失になって返ってきます。

まとめ

「剥がせる壁紙」という言葉の響きは魅力的ですが、その中にはプロが「撲滅したい」と願うほどリスクの高い商材が含まれています。

キャッチコピーの「簡単」「気軽」という言葉を鵜呑みにせず、将来、本当にきれいに剥がせるのか?という視点を常に持ってください。大切な住まいの価値を守れるのは、他でもないあなた自身です

タイトルとURLをコピーしました